オン・ザ・レールの操作性を手に入れた新型NSX

ホンダのフラッグシップ・スポーツカーであるNSXは1990年に初代モデルが登場し16年間の長きに渡って販売されましたが、燃費・排ガス環境規制への対応が難しいことから、2006年に販売が終了しました。しかし、販売終了から10年が経過した2016年にハイブリッドシステムを搭載したスポーツカーとして2代目モデルが登場しました。スポーツカーにはガラスコーティング施工をするのが主流です。欧州車には劣化や腐食が多くみられます。劣化や腐食防止にガラスコーティングが有効です。

新型NSXの最大の特徴は3500ccV型6気筒エンジンをミッドシップレイアウトで搭載し、更にスポーツハイブリッドSH‐AWDを採用している点です。それにより3つのモーターを使用して、1つをエンジンのアシストに利用しており、残りの2つは左右独立して前輪を駆動させています。
このSH‐AWDはフロントもしくは前後両方のホイールに左右で異なる駆動力や制動力を与えることで、前輪の操舵だけに頼らず旋回力を発生させることを可能としています。これによってドライバーのハンドル操作に正確に従う「オン・ザ・レール」のような感覚を実現しているのです。